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賃貸経営用語辞典

賃貸経営用語辞典 ら行

 

ランニングコスト

経営を維持していく上で必要な費用のこと。賃貸経営を行うオーナーにとっては、不動産の管理委託料、共用部分の光熱費、建築物の修繕の為にかかる費用などがランニングコストになる。

リロケーション

転勤している間の留守宅管理サービス。賃貸運営管理と空室管理の2種類がある。賃貸運営管理代行は、入居者募集から家賃の督促、クレーム処理など総合的に行う受託管理と基本的には同じだが、主に企業の社宅など法人契約で貸すのが特徴。空室管理は、賃貸せずに空き家のまま置いておくケースで、定期的に通風・清掃サービスなどを行う。

礼金

賃貸住宅に入居する時に、家主に支払う一時金のひとつ。保証金や敷金のように契約期間が終了しても返還されることはない。現在は賃貸住宅の供給が増えて借り手市場になりつつあるが、以前は貸し手=家主の力が強かったために発生した金銭とされる。

レインズ

不動産会社が、主に中古物件や土地の情報を交換するための不動産情報ネットワークの一つ。「Real Estate Information Network System」のこと。と呼ばれる。旧建設省がスムーズな取引を促すために作った機関で、不動産業者による情報共有を容易にし、消費者に正しい情報を伝えることに役立っている。

路線価

都市部などにある主要な道路に面した土地の税務上の評価額を表したもの。相続税や贈与税を算出するときの基準になる。国土交通省が発表している公示地価の8割の水準を目安に専門家が評価して、国税庁が毎年夏ころにホームページ等で発表。この額を知っておくと、将来の相続などの際の相続財産の評価額が把握できる。

ローン保証料

住宅ローンを借りるときに、連帯保証人を立てる代わりに、民間の保証会社や公的保証機関に連帯保証をしてもらうために支払う保証料。借入金額と返済期間によって金額が変わる。借り入れた人が返済できなくなった場合に、これらの保証機関などが代位弁済するが、債務が免除されるわけではなく、保証機関などから引き続き返済を求められる。