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自分の土地を知る

2013/03/07(木) すべて
こんにちは!!
松本支店の池宮です(^^)


近日中、
私がお伺いしているお客様のご所有地で「敷地調査」を行う予定です。
そのお客様の場合は「地積測量図」がなく
将来のことを考えた時に、
ご所有地に建っている既存建物の位置や土地の形状を把握したいとのお考えでした。


主に敷地調査では、
・隣地との境界を表す、杭やプレート等の確認
・土地の高低差や広さの計測
・既存建物の位置の計測
を行います。

長年にわたって土地を受け継がれてきた方によくあることですが、
敷地調査をしてみると……

「実は自分が考えていたよりも土地が大きかった」
「隣地との境界がきちんと入っていなかった」
等のケースが多々あります。

土地の境界確定や測量については、
地主さんの親世代で行ったものが多く
・地積測量図が残っていない
・親御さんは隣地の方と境界を確認しているが、子世代にはそれが伝わっていない

という理由で、
境界が曖昧なまま時間が経過してしまっている方が多いのも事実です。


ここで一番気を付けなければならないのは、
「境界が曖昧なまま世代交代が起きてしまうこと」です。
土地というものは、必ずお隣さんが存在します。

そうなった場合、きちんとした測量図もなく、
残された次の世代はどのようにして境界を決定すればよいのでしょうか。
当人同士がいなければ、当然話し合いも困難になります。


そういった事態を招かないためにも、
少しでも隣地との境界に曖昧な部分がある方は
ぜひ一度「敷地調査」をしてみることをおすすめします。

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