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10月も下旬に差し掛かり、あの猛暑が嘘のようにすっかり涼しくなりましたね。
最近、夜散歩をしているのですが、この1週間で随分と秋も深まり、夜空に浮かぶ月の色や、見える星座、風の匂いもすっかり変わって、なんだか晴れ晴れとした気持ちになります。
こんな時、日本人で良かったなぁと、つくづく思います。
あんなに暑かったのに、ガラッと全てが変わり、また、冬に向けて変わっていく･･･当たり前のことではあるけれど、記憶の中には風景も空気も匂いも、何もかもが鮮やかに残り、季節が巡ることで色んなことを思い出します。
最近では、リンゴ畑の前を歩いたときに甘いけれど酸味のあるリンゴの香りがし、保育園の頃のリンゴ狩りを思い出しました。
飯田に住んでいた当時は、毎年当たり前のようにリンゴ狩りをしており、初めて私が包丁で切ったものもリンゴでした。
あの頃はリンゴをうまくむくことができず、悔しい思いをしましたが、今ではすっかり･･･と、言いたいところですが、未だに不器用で包丁使いは下手なままです(笑)。

先日、新聞を読んでいたら「写真コンクール応募０」という記事が載っておりました。
寂しいなぁ、どこの自治体だろうと思っていましたら、私の地元の筑北村で、なんとも言えない切ない気持ちになってしまいました。
折角ですので、この休みには実家に帰り、地元の秋の風景を撮影し、コンクールに応募してみたいと思います。