フォレストダイアリー

つづれおり

2007/11/18(日) すべて
先日、日本武道館でコンサートを見てきました!

「3 Great American Voices」と題されたコンサートで、醤油のキッコーマンがアメリカ進出50周年を記念して企画された物です。 出演する3人の女性シンガーも「実現したことが奇跡」と言われるほど豪華な顔ぶれでした。


どれくらい豪華かと言いますと、フジテレビの朝の情報番組「とくダネ!」で司会の小倉さんが番組内で、「チケット予約が開始された」だけで、大喜びするぐらいです。おそらくサッカー日本代表が勝った時と同じテンションだったのではないでしょうか。

出演する女性シンガーは、女性シンガーソングライターの原点にして頂点、「キャロル・キング」。 ヒップホップソウルの女王、「メアリー・J.ブライジ」。 若者の絶対的な人気を誇る、「ファーギー」。 3人とも知らないなんて人はあまりいないのではないでしょうか?

その中でも、私の目当てはキャロル・キングでした。彼女を見るために武道館に行ったといっても過言ではありません。
高校生の頃キャロル・キングに出会い、それ以来ずっと聴き続けてきました。CDから聴こえてくる歌声に何度勇気付けられたかわかりません。

CDの中ではいつも若い時のままのキャロルですが、実際はもう65歳。日本で彼女の演奏を聴くことができるのはおそらくこれが最後。そう思いながら聴く彼女の「CDとは違う生声」は感動的でどこか切なく感じました。

「これが最後かもしれない」という思いや、「人は年をとる」ということが「切ない」と感じさせたのかもしれません。彼女の声はCDと比べれば瑞々しさを失っていましたが、その分月日を重ねることで得た凄みがありました。

コンサートから日がたって思うことは「今を生きる」ということです。人間誰しも年をとって失っていく物があり、一方で得ていく物がある。だからこそ、毎日を精一杯過ごしてたくさんの物を身につけたいと思うようになりました。

やっぱり音楽っていいものですね!もちろん、キャロル・キング以外の2人も最高でした。また機会があれば、ダイアリーに書きたいと思います。

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