事例-12. 相続税対策のための借入れ、是か非か

長野市 Aオーナー(50代)

一括土地売却により相続資産の圧縮と納税資金2,000万円を確保。

 

 

悩み

 土地を多く所有しており、父親の生前から相続税対策の必要性を感じていたが、父親が了承しなかった。
 父親の死後、相続税が約2,000万課税されたが、納税資金がなく、土地を売るしかなかった。
しかし、土地が広すぎるため、買い手を見つけるのが難しかった。

解決方法

 約450坪の土地をフォレストに一括売却。(フォレストは、7区画の分譲として販売)
 納税資金を手元に残して、残りの売却益でマンション2LDK9世帯を建設。

 

メリット

 フォレストコーポレーションからのアドバイス(兄弟への遺産分割案・土地買取提案・税理士の紹介等)により、相続手続きがスムーズに進行。
 土地を一括売却できたことにより、納税資金、兄弟への代償金、所有テナントの改修費用などの捻出ができた。
 残った売却益約2,000万をマンション事業に投入することにより、事業性が向上。

事業計画

 

Before After

▲ 850坪の農地が、2LDKマンションに。

 

担当者より、ひとこと


その後お父様が亡くなり、相続税納税や遺産分割などが待ったなしに進んできました。長年のお付き合いの中で、考えられる最善のご提案を再度させて頂きました。ただ、今度はA様ご本人様が借入に対して180度見方が変わってきました。「借入はいやだ。不安だ。大きな借入はしたくない。」の一点張りです。土地を一部売却し、残りで建設することは私の中では時代に合ったベストな案だと自信がありましたので、私も困ってしまいました。
建築の4年前から伺っており、お父様の生前時から相続税対策で賃貸マンション建設のご提案をしておりました。お父様以外のご家族からは同意を得られていたのですが、何年たってもお父様には首を縦には振って頂けません。息子様のA様は、当時借入しなきゃという頭だけで動いていたわけですが、相続税を軽減できるよう対策をしたいと、いつもお父様と言い合いになっていました。お父様も、奥様が亡くなってからは、年々元気がなくなり、A様もかなりあせっていました。

規模縮小や計画取りやめは簡単でしたが、お父様が頑なに守ってきた土地を残していく必要があるのではないかと、何度となく、時には日をまたぐ時間になるまでA様ととことんお話をさせて頂きました。ご本人様の中では、仕方なく借入をして、仕方なく売却をして、仕方なく活用するという気持ちでしたが、最初は皆様そうです。無事にお引渡しを終えましたが、完成の1ヶ月前に満室になって以降も反響があるという予想通りの人気物件になりました。

 

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実例紹介|3.売活(うりかつ)実例

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