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Q&A

金利方式と返済方法の選び方

賃貸マンション事業のために、借入れをした場合の金利決定方式として、「変動金利」と「固定金利」があります。また、主な返済方法として、「元利均等返済方式」と「元金均等返済方式」の2つがあります。
それぞれの違いとメリット・デメリットを見てみましょう。

変動金利とは

  • 金利(利率)は通常半年毎に市場金利(長期プライムレートなど)に連動して上下する。
  • 銀行など多くの民間金融機関で借入れる場合に採用されている。
  • 固定金利よりも利率が低いことが多く、短期返済であれば有利なこともある。
  • 当初の返済を固定金利と併用する方法(固定金利選択型)もある。

固定金利とは

  • 金利(利率)は、借入契約時に決められた利率が最終期限まで変わらない。
  • 民間金融機関、住宅金融公庫、国民生活金融公庫など、公的金融機関で採用されている。
  • 変動金利よりも利率が高くなることがあるが、将来の利率上昇リスクを負うことがな
  • く、不動産経営は安定する。
元利均等返済方式

毎月決まった額(利息+元金)を返済する方法。利率が上下しても元金返済額を調整することで、毎月の返済額は一定に保たれている。

  • 毎月の返済額が一定で、長期安定収入のマンション経営に適している。
  • 当初は元金返済部分が少なく、借入金残金(元金)が長く残るため、相続対策に適している。

 

元金均等返済方式

毎月決まった額の元金に利息を加えた金額を返済する方法。

  • 当初は返済額が多いので、店舗などの収益性が高く、返済期間が短い場合に適している。
  • 変動金利で利率上昇時に適している